How Covenant works

Covenant のしくみ

AI は評価。判定はポリシー。判断は人間。— 送る前の審査、機密レベル、クラウドとローカルの使い分け、記録と監査レポートを説明します。製品と価格はトップページをご覧ください。

アプリの起動 → 通常の入力がそのまま処理される様子 → 個人情報を含む入力が送信前に止まる様子 → 監査レポートで送信の記録を確認するまで。
※デモに登場する氏名・電話番号はすべて架空のものです。処理時間は環境により異なります。

「使わない」か「リスクを冒す」かの
二択ではない。

AI が組織に入る速度に、ルールが追いつかない。
セキュリティ製品は脅威を検知します。けれど、ポリシー違反は脅威ではありません。

01

Web 版 AI 直接利用

  • 生産性高
  • 漏洩リスク大機密貼付のヒヤリハット
  • 監査証跡なし何を止めたか記録不可
02

AI 不使用 / 手作業

  • 生産性低
  • 漏洩リスク無
  • 監査証跡なし

「ルールで制御する」第 3 の選択肢を提供します。

AI は評価。
判定はポリシー。判断は人間。

AI にガバナンスを「お任せ」しない。
最終的な判断と責任は、常にデータオーナー (人間) が負う。

評価

AI が行う行為

確率的・保証されない。Local LLM がスコアを出力するセンサー役。

判定

ポリシーが行う行為

決定的・設定値ベース。rubric.yaml の閾値で PASS / RED / YELLOW を機械的に決定。

判断

人間が行う行為

最終決定権。データオーナーが例外承認・ルールの成長を担う。

公的ガイドラインと同じ方向を向いています 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン」は、AI の業務利用にあたって、組織としてのルール整備、リスクへの対応、人間の関与の重要性を示しています。Covenant の「ポリシーを定め、AI の評価をポリシーで判定し、人間が最終判断し、記録を残す」という仕組みは、この方向と整合する設計です。

3 つのコア機能で、
AI 時代の統治を支えます。

ここから「04 — 信頼の根拠」までは、Covenant Personal Edition の仕組みです。Covenant Lite は AI による評価を行わず、あなたが書いたポリシー・個人情報・API キーを書いたとおりに判定します。

The Gate Pipeline

送る前に、PC の中で 5 段階の審査

Prefilter → Policy → Intent → Safety → Scoring の 5 段ゲート。
各段が rubric.yaml に基づく評価を行い、PASS のみがクラウドへ進みます。

User Prompt
+ Attachments
Local Execution
  1. Gate 1 Prefilter PII / ソースコード即時判定
  2. Gate 2 Policy YAML ルール適用
  3. Gate 2.5 Intent Local LLM による文脈評価
  4. Gate 2.8 Safety 軽量 AI による無害プレフィルタ
  5. Gate 3 Scoring rubric.yaml に基づく多軸評価
  • PASS 審査通過
    LLM ルーティングへ
  • YELLOW / GRAY 例外承認待ち
    人間の判断へ
  • RED 即時ブロック
    クラウドに送信しない

既定では、審査はすべてパソコンの中で行います。クラウドに届くのは、審査を通ったもの (PASS) と、あなたが承認したものだけです。

Classification Taxonomy

機密レベル L1〜L4 に分けて、
クラウドに送るかをポリシーで判定

L1 公開 / L2 社外秘 / L3 機密 / L4 極秘。
分類に応じて、ポリシーが Cloud AI 送信可否を判定します。
クラウド AI の利用は既定では無効で、送信先の変更と API キーの登録という利用者の操作によって有効になります。下表は、有効にした状態での判定です。
4 段階の機密分類は情報管理で一般的に用いられるもので、当社独自の基準ではありません。何をどのレベルとするかは、利用者ご自身が定めます。

L1 公開
外部に公開可能な情報。漏洩しても損害がない。
Cloud AI 送信可
L2 社外秘(Default)
組織内での共有は許容されるが、外部への持ち出しは原則禁止。
Cloud AI 送信可(既定。ポリシーで変更可)
L3 機密
特定部門に重大な損害をもたらす情報。
Cloud AI へ自動送信しない(人が承認するまで停止。Local LLM 継続はポリシーで設定)
L4 極秘
組織全体に重大な損害をもたらす情報。
Cloud AI へ自動送信しない(人が承認するまで停止。Local LLM 継続はポリシーで設定)
Conservative Inheritance (保守的継承) 派生データは常に親の最大レベルを継承。ユーザー宣言での引き上げは可能ですが、AI の評価が、いったん付与されたレベルを引き下げることはありません (監査証跡に残るレベルは下がりません)。なお、クラウド AI へ送るかどうかは「実際に送信する内容に機密が含まれるか」で判定します。会話が進み、機密を含むやりとりが送信対象の範囲から外れれば、クラウド AI の利用に復帰できます。
Dynamic LLM Routing

機密レベルに応じて、
クラウド AI とローカル AI を自動で使い分け

OpenAI / Anthropic / Google / Ollama / LM Studio。
Exapolicy はどの LLM にも依存しません。機密度ごとに最適な経路を選びます。

入力 + 機密レベル L1〜L4 を判定
Covenant Dynamic Routing ポリシーに基づき
経路を選択
☁ Cloud AI L1 公開 / L2 社外秘 Claude・Gemini・OpenAI
🖥 Local LLM L3 機密 / L4 極秘 Ollama・LM Studio

機密レベルに応じて、ユーザーのポリシーがクラウド / ローカルの経路を選びます。

Verifiable Transparency

機密レベル L3 以上のクラウド送信「0 件」を、
監査レポートで示す

Exapolicy は、製品の動作を開示します。
L3 以上のクラウド送信は監査レポートで「件数」「ラベル」「ブロック理由」のみ記録 — 本文は残さない設計。

監査レポート 期間: 2026-05 / プロジェクト: Project-A
L3 以上のクラウド送信 0件 ユーザー設定ポリシーが守られた運用結果
機密レベル ☁ クラウド送信 🖥 ローカル処理
L1 公開 14 —
L2 社外秘 6 —
L3 機密 0 8
L4 極秘 0 3

記録するのは件数・機密レベル・ブロック理由のみ。メッセージ本文は残さない設計。

アーキテクチャ公開

Gate パイプラインは技術文書で開示

監査レポート

判定証跡を顧客に提示可能

やらないこと宣言

テレメトリ・学習利用をしない誓約を公開

オープンドキュメント

ヘルプ・特商法・プライバシーをすべて Web で公開

設計思想を、技術記事で公開しています。

Covenant のアーキテクチャと、その背景にある考え方を Zenn で連載しています。
「契約と認証で守る」だけではない、別軸の選択肢を技術的に解説します。

よくある質問

Q. Covenant とは何ですか? 仕事で AI を使う個人事業主・フリーランス向けの、パソコン用 AI ガバナンスアプリです。Covenant Lite と Covenant Personal Edition の 2 製品があります。どちらも、クラウド AI に送る前に入力をパソコンの中で判定します。Lite は、あなたが書いたポリシー・個人情報・API キーを書いたとおりに判定します。Personal は、それに加えてローカル AI が機密度を評価し、ユーザーが定めたポリシーに従って、機密度の高い情報はパソコン内のローカル AI で、機密度の低い情報はクラウド AI へと振り分けます。
Q. Covenant Lite と Covenant Personal Edition は、どう選べばよいですか? 守りたい語が具体的に分かっていて、今の PC ですぐに始めたい場合は Covenant Lite が向いています。契約の文脈や、言い換えられた社名、書ききれなかった機密のように、形にしていないものまで見る必要がある場合は Covenant Personal Edition が向いています。Lite で育てた会話とポリシーは Personal にそのまま引き継げます。違いを比べる
Q. どの AI (LLM) で使えますか? Claude・Gemini・OpenAI などのクラウド AI と、Ollama・LM Studio などのローカル LLM に対応し、特定の LLM に依存しません。機密度に応じて、ユーザーのポリシーが経路を選びます。
Q. どんな PC が必要ですか? Covenant Lite はローカル AI を必要とせず、一般的な事務用 PC で動きます。Covenant Personal Edition も本体は一般的な事務用 PC で動きます。マシンパワーが必要なのはローカル LLM 側で、「NVIDIA GPU + メモリ 16 GB」または「Apple Silicon Mac (16 GB 以上)」が 1 台で完結できる目安です。手元の PC が非力でも、LAN 上の別の 1 台に任せる構成やクラウド中心の構成で始められます。詳しくは 推奨システム環境 をご覧ください。
Q. データはどこに保存されますか? 通信記録や判断履歴は、お使いのパソコン (ローカル) に保存されます。開発元のサーバーに送信しない設計です。機密情報の取り扱い状況は、監査レポートとして手元で出力できます。
Q. 機密情報の分類はどのように行われますか? Covenant Personal Edition は、機密レベル L1 (公開) 〜 L4 (極秘) の 4 段階で分類します。ローカル LLM が評価し、ポリシーが判定し、最終判断は常に人間が行います。判断の積み重ねはルールとして蓄積され、ポリシーを育てていけます。
Q. 利用料金は? Covenant Lite は 500 円 (税込) の買い切りです。Covenant Personal Edition はアプリを無料でインストールでき、機能のご利用にはアプリ内から購入できる「月額プラン」(月額 5,000 円・税込) が必要です。ブラウザ拡張 Covenant Bridge は無償です (Lite または Personal が必要です)。いずれも Microsoft Store / Mac App Store で提供しています。対応環境は Windows 11 (x64) および macOS 13 (Ventura) 以降・Apple シリコン搭載 Mac です。対応言語は日本語と英語です。Personal はローカル AI 基盤 (Ollama 等) のセットアップが必要です。
Q. 特許は取得していますか? 中核技術について特許出願中です (早期審査依頼済)。取得済ではありません。
User / Data Owner
意図とポリシー (ルール) を入力
Client / Stakeholder
監査レポートを受け取り、NDA 遵守を確認
Covenant Personal Edition
The Governance Hub
AI Models
Claude / Gemini / OpenAI / Ollama
(生の処理能力を提供)

「AI に依存せず、AI を人間が制御する。」

— Exapolicy ミッションステートメント

Covenant は、AI の能力を最大限に引き出しながら、
あなたのプロフェッショナリズムを守る基盤です。

AI に送る前に、
パソコンの中で確かめる。

Covenant Lite と Covenant Personal Edition は Microsoft Store / Mac App Store で提供中です。お問合せ・資料請求はこちらから。